相談事例
CASE
2013.1 担当者 の回答
自分は都会に住んでいるのだけれど、親族の所有する故郷にある不動産をどう整理したものか、相続による名義変更登記手続きはどうしたものかと悩まれている方、あるいは、帰ることもなくなった故郷の不動産は亡くなった祖父の名義のまま放置されていて、どこに何筆の土地があるのかもはっきりわからないし、遠く離れているので何をどうしていいのか分からないといった方もおられるでしょう。
もし、その原因が、「故郷の案件を相談する先が分からない」「登記を依頼したいが、遠方の司法書士を捜すのが面倒」といったことであれば、その心配は御無用です。
不動産の登記の申請をするには、物件の所在地にある法務局に出向かないと申請できないと思われている方も多いかと思います。昔とは違い、現在は登記申請にあたって申請人や代理人が窓口まで申請に行かないといけないという出頭主義はとられておりません。ですから、自宅の近所の司法書士に依頼したために現地までの旅費や日当がかさむ、といったこともございません。
オンラインであれば、現地におもむく費用や時間の節約ができ、登記申請の進捗状況がメールで逐一報告されてきますので、毎回法務局に問い合わせることも不要です。
但し、注意していただく点もございます。それは、オンラインだからといって申請される方が当事者本人であること及び申請意思があることの確認は省略することができないという点です。これらの確認は本職の司法書士が原則面談して行います。